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Japanese(JP)English (United Kingdom)

カリキュラムの構成

カリキュラムは下図のように、緩和・適応という縦の目的軸と、個益・公益という横の手段軸によって構成されています。現実において、緩和適応の問題はどれも個益公益の兼ね備えたミックス型のアプローチを取らなければなりませんが、ここであえて概念的に区別するならば、上半分は長期的、広域的な緩和対策志向で、下半分は緊急的、局地的な適応策を志向するものです。左はソーシャルアントレプレナーシップやベンチャーを含むビジネス的手法で、右側は公平性を重視するポリシー的手法を重視します。

中央部の円形にはコアになる基礎科目と共通科目が占めています。真ん中にある共通科目は環境情報実験、地域創造実験、フィールドワーク、インターン、プロジェクト科目、修士・博士論文など、必修または選択必修の科目を含めます。その外側には本プログラムにかかわる基礎概念、基礎知識、先端技術、先端方法を置いています。学生や教員が1つの領域に固着されないように、「概念構築」と「先端研究」は複数の領域にまたがって構成されています。学生は違う領域の技術、知識、アプローチを学べます。

専門科目は4つの象限にそれぞれ配置しています。左下から時計まわりに社会起業、環境ビジネス、環境政策、環境デザインによって構成されています。

「社会起業」では、アントレプレナーシップを発揮して、プロジェクトや社会起業のビジネスモデルをデザインして、社会イノベーションを起こして、個人や組織の利益になりながら、気候変動に適応したスマート成長やスマートライフを構築します。

「環境ビジネス」では、環境経済学の原理に基づいて、新しい制度や新しいビジネスモデルをデザインし、グリーンテクノロジーのマネジメントを行い、低炭素社会への移行を加速させる手法と効果を研究します。

「環境計画・政策」では、空間的、社会的な調査、分析手法を用いて、地域の自然システムや社会システムの脆弱性を評価し、気候変動リスクに対して、高いレジライエンスのある内生的発展計画と政策を研究します。

「環境デザイン」では、自然共生のコンセプトの下、低炭素型で、地球環境と調和のとれたビルディングやアーバンエリアを、建築作品として、街づくりの計画として作成、提案します。

以上の4つの領域への授業科目は厳密に区分されたものではありません。境界領域の科目を勉強し、街づくりの社会起業家、都市計画と建築デザイン分野の高度プロフェショナルなど、多様な分野、部門で活躍できるでしょう。あるいは低炭素社会の観点からソーシャルプレナーシップをアプローチすることもあります。