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Japanese(JP)English (United Kingdom)

低炭素関連講義紹介

エネルギーは私たちの現在の快適な生活の維持に不可欠であり、国の経済活動を支える非常に重要なものです。一方で、その源や使い方によっては地球環境に大変な負荷をもたらします。化石燃料を燃やすことによる大気汚染や気候変動もその負荷の一つです。

日本では2011年の東日本大震災、そして福島第一原子力発電所の事故の後、エネルギーをめぐる状況が大きく変わりました。
現在日本では原子力発電の是非だけに焦点があたりがちですが、「環境負荷をどのように抑えてエネルギーと付き合っていくのか」ということは、深刻さの度合いが高まる気候変動を考えても、近くの建物さえ見えないような大気汚染が起きている地域があることを考えても、ますます重要となっています。

慶應大学SFCでは、環境とエネルギーについて学ぶ様々なコースがあります。
そのうちいくつかを紹介しましょう。

低炭素社会設計論:
地球温暖化問題に焦点を当て、科学と社会的な意志決定・行動の両面から基礎を学び、低炭素社会の構築に向けて重要な基本的視点を獲得する。気候変動問題の基礎、アジアにおける現状と取組、気候変動国際レジーム形成の現状と課題、排出権取引制度などの各種政策手法、内外の取組動向、排出量の把握・可視化と自己管理等について学ぶ。

環境ビジネスデザイン論:
低炭素型・持続可能な社会構築にはビジネスが果たす役割の強化が必須である。環境ビジネスの基礎と実際を学び、環境ビジネスのあり方について基本的な視点を獲得することを目指す講義、実際に環境ビジネスの一線で活躍してきた講師から、環境金融、日本の環境経済政策、気候変動対策ビジネスの動向や課題、エコビジネスのデザイン等を学ぶ。

環境技術システム論:
環境対策では、技術の果たす役割はとても大きい。エネルギーと環境を考える上で鍵となる対策技術や産業システム等について、電力、鉄鋼、セメントなどエネルギー多消費産業での環境対策に実際関わる方や、途上国での環境対策の研究者、炭素クレジットビジネスの専門家等各分野での第一人者から直接学ぶ。

低炭素社会デザイン演習1:
エネルギーと環境を理解するうえで基本となる事項を理解し、分析や対策立案に必要なスキルを身に着けることを目指す演習。各分野でのエネルギー消費量や温室効果ガスの排出量の算定演習や、低炭素化対策事業実施に必要な排出削減量算定等の方法論、太陽光発電に関する実験演習、工場・事業所等の見学等を実施。

低炭素社会デザイン演習2:
低炭素社会づくりに関する政策立案に必要な知識・手法の取得を行う演習。より現実的・効率的な形で「気候変動・低炭素社会作りに向けた対策」を導入していくための能力向上を目指す。対策等の立案マネージメント手法を学ぶワークショップ、気候変動国際交渉のロールプレイや、実際の対策立案・実施に関わる自治体の担当者等との意見交換、見学等を実施。

先端研究(EG1):
持続可能な環境を創りだすための都市構造や生活様式、社会システムなどのデザインに必要な技術革新(グリーンイノベーション)をめぐり、産業経済界の取り組みについて理解する。社会の最前線で実践的に関わるゲスト講師の事例紹介をもとに、低資源・エネルギー消費の都市・建築・社会創造技術、資源循環促進技術、環境変化への適応技術などの現状や課題を学ぶ。